スピンドルにこだわる

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畠山恭子
ここしばらく、スピナッツはスピンドル特集だったし、
あちこちでスピンドルから紡ぎの世界に入ってこられる方たちも多くて、
それでも、「紡ぐスピードはスピンドルだと遅い」ということで
スピンドル→紡毛機という動きを見ていて、つと考えた。
なぜスピンドルの紡ぎにこだわるのか?
というよりもなぜ紡毛機に行かなかったのか。
紡毛機が簡単に買えるほどの値段ではなかったことと、
置く場所が確保できないから。これが一番の理由かな。(でも欲しい紡毛機はあるわけで)
スピンドルのほうがフレキシブルでどこででも紡げる気軽さ加減が自分向き。
やりたいときにできて、やめたいときにやめられる。
モチロンどこの部屋であっても大丈夫。
自作すればスピンドルはとても廉価で済む。
このごろ、紡毛機への欲がずいぶん落ちたなと思うのにはもう一つ理由があって、
紡毛機を買うお金があるのなら、紡毛機よりも織り機に使いたいと思うから、と、
紡毛機とほぼ同じ速さで紡げるようになっちゃったから。
↑これすっごく大きなことかもしれない。
スピンドルは自分の手の中で自由自在に操れるところがとっても楽だったりする。
モチロン紡毛機での紡ぎも経験を重ねることで、スピンドルと同じような柔らかい糸が紡げるようになるのもわかる。
んでも、なんんにも意識しなくてもスピンドルで紡ぐ糸は柔らかく軽いっていうのがうれしいところかな。
これは普段紡毛機で紡がれているウールの会の会員さんからも言われることだったりする。
自分ではスピンドルで紡ぐ糸、紡毛機で紡いだ糸と比較したことがないので、よくわからないのだけれど。
でも、スピンドルだからこそ出来る糸というのを考えると、
やっぱり大昔から人が紡いできたスピンドルというとてもシンプルな道具を
今もずっと変らず使えることのほうが楽しいと思うし、
昔からのもので今も使われている道具というのは、
理がかなっているということなんだろうと思うわけで。
もっと早くもっとたくさん作れたらということで紡毛機が生まれたわけなんだろうけれど、
マシンに近づけば近づくほど、出来る糸は没個性という雰囲気になるので、
糸作りを楽しんでいる私にとっては、やっぱりスピンドル万歳って感じなのかもしれない。
(でも普段ブイヨンスピンドルばっかりっていうのもな~~~。
もうちょっとお金かけておしゃれなスピンドルでも紡いでみたいと思ったりするわけよね。
かなりの種類のスピンドルはあるんだけれどさ)
畠山恭子
Posted by畠山恭子

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