県立美術館へ

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畠山恭子
県立美術館へ「水木しげるの妖怪展」を見に出かけてきました。
7月から足の調子が悪くて、遠出するのはちょっと自信がなかったのですが、夏休みに行こうと娘たちと約束していたので、行きました。
水木しげるは子供の頃のアニメの「ゲゲゲの鬼太郎」のイメージしかなくて、初めて原画を見るのです。
妖怪図鑑と鬼太郎の世界と、イメージの元になった江戸時代の妖怪画の展示でした。
水木しげるさんの原画は、緻密な書き込みが素晴らしくて、驚きました。
そして、画力の素晴らしさにも感動しました。
アニメだと、背景などは平板に見えますが、原画は汚れや影や質感までも丁寧に書き込んであって、素晴らしかったです。
海の表現、昔の江戸時代の家屋の表現、家財道具、それらが暗い影のなかから浮かび上がってくるような、とっても素敵なペン画というべきでしょうか。マンガじゃないなと思った日でした。
朝ドラでしげさんが必死になって原稿に向かってペン入れをしている姿を見ていますが、実際もっともっと手が込んでいて、全身全霊を注ぎ込んで描いていらっしゃるんだなと思いました。

それと、江戸時代の妖怪画もとても素敵でした。
浮世絵の範疇に入ってきますが、肉筆画もあるけれど、版画も多く、その細い細い線の描写にびっくりしました。
版画は完全な分業制になってて、版木を彫る職人さんの腕前には、言葉がありません。
昔の人の器用さというか、力量って、すごいものがありますね。
現代は便利になってしまった分、どこかそういうところを失ってきつつあるのかと感じました。
タイムマシンがあったら、きっと間違いなく、江戸時代の職人技を見に行きたいです。

畠山恭子
Posted by畠山恭子

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